犬を飼っている。
私は捨て犬を保護する団体の責任者をしていた。
主に、老犬など譲渡の可能性の低い犬は、個人で引き取って今までに何匹も看取って来た。
急死した犬もいれば、安楽死させた犬もいる。
事情はどうであれ、飼い犬が死ねば、多くの「お悔み」が送られてくる。
が、アメリカでは日本のように、花を手向けられたり、多くの贈り物を頂いたりすることはまずない。
ただし「飼い犬の死」を知人友人に知られることで、いちいち慰められる行為に関しては
アメリカの方が少々うざったいと感じる。アカラサマ過ぎるのである。
悲しみを分かち合う・・・この行為がイチイチ、私をイラつかせる。
飼い犬の死が人に知れ渡ると、ハグをされたり、いきなり泣きつかれたり、悲しい顔で近づいてきて、同情されたりが、
まあ、ウザい。
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