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中国、自然破壊がもたらす亡国危機。異常高温で生き地獄、米国と決別できぬ事情

勝又壽良の経済時評
  • 2020/08/06
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環境破壊が食糧不足招く 憎い米国捨てられぬワケ 米大統領選に左右される 中国人口が世界3位転落 中国は、改革開放政策(1979年)以来の40年間の平均経済成長率が9.79%にも達した。この記録は、空前絶後であろう。これを実現した背景は、「一人っ子政策」による、急激な生産年齢人口比率の上昇であった。扶養人口が減って、生産年齢人口(15~59歳)比率が上昇した結果だ。世界標準では、生産年齢人口年齢が15~64歳である。中国では、健康上の理由で15~59歳と短縮されている。 このギャップが、世界で中国の潜在成長率を過大に見積もらせている。世界標準で計算するからだ。中国の現実の生産年齢人口は、世界標準よりも約1割少なく計算しなければならない。このことを、繰り返し指摘しなければならないほど、世間ではこの点を無視している。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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