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「ニューヨーカーたち」Vol. 129 8/15/2020 ____________________ 1. ニューヨーク探訪 「ホテル」 2. グローバルスタンダードを知る「ペナルティー」 3. ホテルは奇なり その27 4. Q&A  ____________________ ニューヨーク探訪大規模「ホテル」 ニューヨークでは8月11日から学校がオープンする。子供たちは、マスクをつけた状態で学校の授業を受ける。3か月前にはとても考えられないことだった。あの頃は、1日に700人以上の死者がでていた。公共施設をすべて閉鎖、オフィス閉鎖、レストラン閉鎖、ホテル閉鎖を続けたことで、実際にここまで感染者数を減らせたことは素晴らしい効果と言える。 だが、他州はどうかというと、31州で医療崩壊が起き始め、そろそろ諦めムードが広がり始めている。ニューヨーク州は、その31州からの侵入を厳しく禁止している。ここまで封じ込めたにも拘わらず、他州から保菌者が入ってくれば、再び、感染が広がるとわかっているからだ。これはアメリカ人の日常生活がコロナに対してとても弱いということを示している。

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  • 「ニューヨーカーたち」 by ケニー・奥谷
  • オフィスに戻ると、同僚が泣きじゃくっていた。「どうした?」「今朝レイオフになったわ。今日の5時で皆とお別れよ」私がプラザホテルに赴任した1994年から最初の2年間はレイオフの嵐が吹き荒れた時代。プラザホテルを溺愛したオーナー、ドナルド・トランプ氏も破産の危機に直面。最良のオーナーを失いかけた世界最高峰のホテルは競売へと傾いていく。恐怖に怯える私にできることは、ニューヨーカーたちの働きぶりを一心にまねることだけだった。ここに私が学んだニューヨーカーたちの生き方、考え方、そして人生観について述べてみたい。
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