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「小島嵩弘のパウダールーム」(2020年8月12日 第476号)
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2020.8/12
梅雨がやっと明けて夏がやって来て、”夏ってこんなに暑かったかぁ”と改めて思ったりして。
あ、それはオーバーだった。
本音は”今年の夏はそんなに暑くないかも?”と思っている。
確かに11日は暑かったけど、全然耐えられる。
”ま、さ、かぁ暑いよ~”って思うんだろうけど、去年の夏、午前11:00から午後2:00位まで
出来るときには炎天下の中でわざと運動していた身にとっては、今年は涼しいと感じてしまうのだ。
東京に住んでいると7月が相当に暑い。
それは梅雨のジメジメの方が良かったか?と思うほどで、クーラーも得意でないオレにとっては、
夏は逃げ場がなくなる。何をしても暑い、かと言ってクーラーの中にずっといると身体がだるくなる。
電車から降りた瞬間に感じる「もあぁ」とした熱風、日中の日差しの鋭さ、それに輪をかけるようなセミの鳴き声、
夏のパワーを感じ”一回雨降らないかなぁ”と梅雨で散々雨にうたれたのに、弱音を吐いたりする。
寝苦しい夜、何度も暑さに起こされる夜、熱中症を気にして水分を取る。でもすぐ汗になってしまう夏の凄み。
だから夏が大嫌いだった。
夏は屋外も建物の中も昼も夜も不快。
気持ち良いのは滝のそばか洞窟の中くらいだった。
東京にいれば滝なんか何処にもないし、まして洞窟でのんびりはありえない。
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