田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.348
中国企業やそのビジネス環境の資本主義的改革進む〜静かに進む中国のシーノミクス(習近平氏主導の資本主義的経済改革)
米中関係の悪化はアジア各国の最大の懸念です。中国の香港や台湾への対応に、先進国中心に批判が高まります。そんな中、英経済誌「エコノミスト」が「中国で進行する経済改革、シーノミクス(習近平、シージンピン、氏のシーから来ている造語)を過小評価してはいけない」との興味深い論を展開しています。
コロナウィルスの発祥地として批判を浴びていますが、そのウィルスへの耐性は、中国が最強と言われます。その根拠として「今年でも経済成長はプラス、深圳市場はニューヨーク市場を超える株高、コロナの被害もアメリカよりずっと少ない」を挙げます。中国のコロナ対策の財政出動もアメリカの半分以下の額です。
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