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日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽介護奴隷▽▲  二日分のニュースを片付けていたので更新が遅くなりました。 ※ 殺人未遂容疑で元泉署長を逮捕 102歳叔母の首絞める https://www.kanaloco.jp/article/entry-443923.html  実は昨日のブログのタイトルを、何か孝行を巡るタイトルにしようと思ってグ グったんだけど、親孝行に関する熟語しか出て来なかった。  世界中の文明や宗教が、昔から親孝行を説いて来た。儒教はその最右翼ですね。 敬老がその主義、宗教の要にあると言って良い。  これは、人類社会はそれほど昔から、姥捨てを恐れていたということの証しで もある。  もちろん、文明化というのは、非情を愛情で包むことを意味する。それが文明 としての進化です。一人の命は地球より重い、と胸を張って言えるのが文明です。 なぜ人を殺してはいけないのか? といちいち論じなくて済むような社会を実現 することが進化です。  文明や社会が進化することで、姥捨ては当然自然消滅するはずだった。現に無 くなった。そういうことをしなくても良い時代になった。  所が、少子化社会と、延命技術が問題を複雑化した。子供が自我に芽生えて親 と暮らす年月はせいぜい15年とか20年です。なのに、その年月を越えて、親の老 いを看取る時代になった。挙げ句に少子化のせいで、一人の子供が、父母二人の 面倒を見る。結婚したら、相手の親まで最悪4人の老後を看取らなければならな い。そうでなくとも、子供がいない叔父叔母の看取りを押しつけられる人もいる。 たぶん、これからそっちの方が多くなるでしょう。小さい頃はよくお年玉を貰っ たけど、なんておばさんだっけ? という関係の叔父叔母の老後を看取る羽目に

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  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
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