今のマーケットでは、大幅調整が来るか否かでは、専門家の間
でも「弱気派」と「弱気派」の意見対立が激しく、プロの間でも見
方が真っ二つに割れています。
目下のところ、「強気派」に軍配が上がっています。
ミレニアム世代を中心に、「押し目買い」に徹するロビンフッター
たちの「強気」を目の当たりにすると、「スーパーバブルの前哨戦
が既にこの夏始まったのではないのか」???とさえ感じます。
この「スーパーバブル」とは、「2021年以降には始まる」と今
から期待されている「アフターコロナ時代の大型バブル」のこと
です。このバブルでは穏やかなインフレも伴うことでしょう。
今のような「ウィズコロナ時代(コロナと共に生きる時代で、多く
の制約がある時代)」には、各国政府は景気浮揚のために巨額の
ヘリコプターマネーを市中にバラマキます。
やがて、1~2年後の2021年以降に、ワクチンの開発がそこ
そこ成功して人々が新型コロナウィルスをたいして恐れることが
なくなれば、消費ブームと株式ブームが始まります。
すなわち、「アフターコロナ時代」の「大型バブル」の始まりになる可能性が大きいのです。
「アフターコロナ時代」とは、「ウィズコロナ時代」に市中にばら
まかれた巨額のヘリマネが、消費ブームの始まりと共に急速に回転し始めて、「穏やかなインフレを伴うスーパーバブル」に変化(へんげ)する時代なのです。
ところが、この夏、「バフェット指数」のほうが、「アメリカ株式市
場は2018年1月型の大幅調整が近い」と警鐘を鳴らしていま
す。
しかも、「 投資の神様」のウォーレンバフェットは、今回ドラステ
ィックにポートフォリオを変更。ゴールドには強気継続なものの、
金融株のポジションを削減、キャッシュポジションを厚くしてい
ます。
リーマンショックの頃には果敢に買い向かったウォーレンバフェ
ットは、足下では、「アメリカ株には楽観していない」と言うこと
になります。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)