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Q. EC領域で正面衝突を始めたTencentとAlibaba、勝つためのそれぞれの課題とは?

決算が読めるようになるノート
A. TencentはECの差別化、Alibabaはユーザー数の拡大が課題となってきます。 この記事はKimmyさんとの共同制作です。Kimmyさんは中国語に堪能なので、中国語で書かれた記事やリサーチデータから、まだあまり日本で知られていないワクワクするビジネスや中国で話題のテーマをご紹介くださいます。 今年6月23日に、Tencentの時価総額が過去最高の約66兆円となり、Alibabaを抜いて世界全体でも7位に上昇したことが大きなニュースとなりました。その1ヵ月後の7月23日時点では、Alibabaの時価総額が約72兆円、Tencentが約69兆円と、Alibabaが再び時価総額でアジア企業首位の座を取り戻しており、両社の戦いはますます激化しています。ちなみに、日本で時価総額No.1のトヨタは同時点で時価総額が約22兆円ですので、両社のスケールの大きさが良く分かります。 ご存知の通り、TencentはSNSやゲーム領域、AlibabaはEC領域で頭角を現してきました。今回は、両社に対する市場の評価と、いよいよEC領域で正面衝突する両社の課題について見ていきます。 TencentがAlibabaの時価総額を超えた背景 まずはコロナ期間の業績において、TencentがAlibabaよりも市場で評価された背景について考察してていきます。 *Alibaba March Quarter 2020 and Full Fiscal Year 2020 Results (2020/5/22) *Tencent 2020 First Quarter Results (2020/5/13)

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  • アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。
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