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山崎和邦の投機の流儀vol.429

山崎和邦 週報『投機の流儀』
▼429号 ---------- 2020/08/23 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 山崎和邦の投機の流儀 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【 今週号の目次 】 ■ 第1部;当面の市況 (1)海外勢の10ヶ月ぶりの買い越しと「安倍一強」の揺らぎの中での閑散 (2)当面の市況:実勢悪に比しては穏やかな市場 (3)先週の市況の様相―所謂「夏枯れ」と言われ続けてきた現象が今になってやっと現れたか (4)6月の戻り高値を8月に抜いて以降の変化 (5)17日発表の4半期別の4~6月のGDPは1980年代以降、最大落ち込み (6)6月と8月の2万3000円台でW トップの形成と見て下値を測れば一番浅い計測は3分の1押しが2万0900円、ちょうどPBR1.0倍のレベル。仮に半値押しとすると1万9800円がらみとなる。または、「中抜きの倍返し」で戻り天井を強いて計算すれば2万4,840円だ。これは18年10月2日の老年期相場の大天井2万4,270円を少々上回る (7)「官製の株高、先走る市場」 (8)この異常事態に今の位置に張り付いている日経平均は「異常」だ―今はバブル相場の一種だといえる (9)米国の7~9月期の回復ペースは楽観視できない (10)キン価格が上昇傾向にあったのは、このキン価格上昇の裏にドル不信  (11)米経済指標には強弱が入り混じっているが金融・財政政策による過剰流動性      (12)回復と停滞を繰り返す米経済  ■ 第2部;中長期の見方 (1)コロナ終息後ノーマルな状態になると「貯蓄病」に走り、バランスシート不況の恐れが出る(R・クー)、財政出動の必要性と13年制定の「国土強靭化基本法」による10兆円規模のインフラ強化需要 (2)中長期の見方:所謂「バフェット指数」

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  • 山崎和邦 週報『投機の流儀』
  • 大学教授(国際金融論、日本経済特殊講義)かつ投資歴61年の現役投資家。前半は野村證券で投資家の資金運用(セルサイドの立場)。後半は自己資金で金融資産を構築(バイサイドの立場)。現在は現役投資家、かつ「研究者」として大学で講義(研究者の立場)。メルマガはこの三つの立場から相場の深層を述べるという趣旨です。メルマガ内で2018年秋以降「アベノミクス相場の大天井圏内にある」と指摘し、現金保有高を高めるように警告。2020年3月15日号で「百年、兵を養うはこの一日に用いんがため」と断言し、その4日後、3月19日に日経平均は1万6500円の大底をつけ、11ヶ月後には3万700円と1.8倍になった。
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