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米大統領選、トランプはバイデンに勝てる? 世論調査の「虚」を突く

勝又壽良の経済時評
  • 2020/08/27
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メディアもトランプ批判集中 選挙マジックを発揮の共和党 トランプは白人労働者に焦点 中国排除が最大のエポックへ 11月3日は、米国大統領選の日である。共和党候補はトランプ大統領が、民主党候補は前副大統領のバイデン氏で、それぞれ党大会で正式決定した。これまでの世論調査では、バイデン氏がトランプ氏を7~8ポイント差でリードしている。2016年大統領選でも、この時期でトランプ氏は同程度のリードを許していた。前回と同じ状況である。 現職大統領のトランプ氏が、これだけの差をつけられているのは、ひとえにトランプ氏の「品格」に問題あり、とされている。親族からは暴露本を出版され、実姉は「信用できない」とまで酷評している。片や、バイデン氏は「人柄」で売っている。「調整型政治家」と言われるのは、他人の意見をよく聞いて、一本にまとめる手腕が評価されているのだ。人格比較では、トランプ氏の敗北は明白である。 米国の言論監視機関「Media Research Center」のプロジェクトである「NewsBusters」は、6月1日から7月31日までのABC、CBS、NBCによる夕方のニュースを分析した。その結果、トランプ氏に関する報道時間は512分で、バイデン氏の58分の9倍であった。トランプ報道は、ほとんど批判に集中。バイデン批判に比べ、件数で150倍もあったという。『大紀元』(8月22日付)が伝えた。これを見ても「トランプ不利」が明白になっている。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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