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【痛くない死に方 2020年第32号】安倍さん辞任!潰瘍性大腸炎は、どれくらいシンドイ病気なのか?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2020/08/28
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2020年 第 32号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 皆さん、こんばんは。長尾和宏です。 「辞任」ということは、1週間前から各所からうわさが出ていました。 先週は台湾のテレビニュースでさえ「やめる」と大々的に報道していたというのに 国内のニュースは会見の2時間前にやっと発表――皆さん、安倍さんの辞任会見に 今日の午後は釘付けだったのではないでしょうか? 願うならば、ちゃんと解散総選挙で決着をつけてほしかったけれど、仕方ないね。 まずは、「おつかれさまでした」と素直に申し上げたい。潰瘍性大腸炎に関しては ちょうど「Q&A」で質問を頂いていたので、そちらに詳しく書きます。 いずれにせよ、大変な病気を抱えての激務、特にこの春以降のコロナ対応は大変だ ったことでしょう。ある政治記者に聞いた話では、一日に数十回もトイレに行って いた日もあるという。この夏、臨時国会を開けなかったのも、実は、トイレ事情に よるところが大きいとも耳にしました。本当かどうかは分からないけれど…。 安倍さんに申し上げたいことは、本当にいろいろあるけれど「そんな大病を抱えて お疲れ様でした」、と申し上げるのは当然のこと。 たとえ政治的に意見が違うところがあっても、そこはもう「お疲れ様でした」と 言わねばいけないでしょう。それが人間としての倫理です。 実は、僕はひとつだけ、今日、医療者として期待していたことがあります。 辞任の置き土産に、コロナを指定感染症2類相当からインフルエンザと同等の5類 相当へ変えてくれないだろうか、という期待です。 僕はこの件については、実は3月からずっと言い続けています。たぶん日本で一番

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