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津田大介の「メディアの現場」
2020.8.21(vol.405/part1)
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──Don't lose your temper──
みなさん、こんにちは。津田大介です。
皆さんお元気でお過ごしでしょうか。昨年のあいちトリエンナーレ2019で大炎上し
て、トリエンナーレ終了後に決まっていた企業向けだったり、イベントの講演仕事
が全部キャンセルになったという話をいろいろなところでしてきました。自虐ギャ
グとして「世間より半年前に“ひとりコロナ状態”だった」と語ってきました。そ
の後、コロナ禍になったということもあり、世間のパブリックイメージも特に向上
せず、企業や講演の仕事の依頼もとんと来なくなったのですが、こないだ超久しぶ
りにそういう仕事が来ました。どうせよくわかってないキャスティング業者が適当
に名前使いたいって話なんだろうなと思って期待してなかったんですが、とんとん
拍子に話が進み、約1年ぶりにそういう仕事することになりました。で、それが決まっ
たときになんかとてもうれしかったんですよね。
本業はジャーナリストなので、別に企業や講演の仕事ばかりしたいというわけでは
ないんです。ただ、ジャーナリズムやるのもお金かかりますし、できるだけいろい
ろなセクターの人たちと仕事することがやりたいことの実現につながる部分もある
んですよね。この10年起業家コミュニティやソーシャルビジネスやNPO界隈とつながっ
ていたことは、あいトリで多くの協賛金を集めることに役立ちましたし、業界を超
えたつながりをどれだけ確保しておけるのかということが、コロナになってなかな
か密で会えなくなったいまだからこそ、重要になっているような気がします。
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