(文中敬称略)
8月28日金曜日の午後5時、
安倍晋三首相は記者会見して突如退陣した。
政界では、安倍4選の声もあったぐらいですから、
誰にとっても“寝耳に水”のサプライズだった。
同日朝の閣議後、盟友、麻生太郎副総理、
財務大臣とは約35分話し合った。
その時に初めて安倍首相は意中の辞任を伝えたようだ。
7年8カ月続いた長期政権のあっけない幕切れとなった。
前回、第1次安倍政権が短命に終わったときと同じく、
持病の潰瘍性大腸炎が悪化。
安倍首相にとっては“断腸の思い“だったに違いない。
内閣総理大臣の在職中に病気を理由とした退任は、
1980年(昭和55年)6月に急逝した大平正芳、
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