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佐々木俊尚の未来地図レポート 2020.9.7 Vol.618
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【今週のコンテンツ】
特集
日中関係と世界史と電子書籍を題材に、情報を「四次元化」する
〜〜偏りがなく奥深い情報を読むためのたったひとつの方法(第10回)
未来地図キュレーション
佐々木俊尚からひとこと
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■特集
日中関係と世界史と電子書籍を題材に、情報を「四次元化」する
〜〜偏りがなく奥深い情報を読むためのたったひとつの方法(第10回)
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前回は「自分の住んでいる街を認識する」ということを題材に、三次元と四次元で見るということの大切さを解説いたしました。まあ街というのは物理空間ですから、これを立体的に認識し、さらにそれに時間の軸を加えて過去と現在と未来の視点からも見て四次元化するというのは、直感的にわかりやすいでしょう。
では情報という分野で、四次元的な見方をするのにはどうすればいいのでしょうか?
たとえば「日本と中国のこれからの関係がどうなるか」という外交・安全保障の問題を深く理解するという課題があったとします。そのときにどう情報を収集し、どう読めば、日中関係を深く理解できるようになるのでしょうか。
中国と日本の関係についての記事は、大量に毎日流れています。尖閣諸島付近への中国漁船の侵入、同海域での中国海警の動き、南シナ海の基地、習近平国家主席の発言、ロシアとの関係、北朝鮮との関係、アメリカとの対立…枚挙にいとまがありません。
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