▼431号
----------
2020/09/06
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
山崎和邦の投機の流儀
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(はじめに);今週の市況
週明けは日米ともに弱含みながらも穏やかに始まろう。大幅上げも大幅下げもなかろうと見る。先週末は米株のナスダックの200日乖離率がITバブル以降の28%を超え(2日)。
一本調子で上昇してきた米株に高値波乱の警戒感が横溢していたところ、通称「ロビンフッダー」を扱うロビンフッド証券会社にSECの検査が入ったと報道されたことを契機に米株市場はグロース株中心に大幅下落、日本株もコロナ急落前のレベル2万3300円を回復した達成感に「敬意を表して」一服すべきところ、NYにつられて急落したが、ひとまず政治的材料は様子見気分に入り落ち着くところへ来た。
市場はアベノミクス継続と見て安定を切望中だが、アベノミクスは名実ともに終わった。実態は18年10月2日で終わっていたが看板も8月28日に下したのだ。そのあとにまだ続くと見うるのはむしろ危機感を潜ませている。ポスト安倍の経済政策が中心になろう。菅さんの「拉致問題解決」では経済政策になってない。
【 今週号の目次 】
■ 第1部;当面の市況
(1)先週末の様相
(2)アベノミクスの総括;武者陵司氏の評価と筆者の評価
(3)「株は知っていた」-その1
(4)「株は知っていた」-その2
(5)9月17日、新首相選
(6)アベノミクスの総括、その一部分
(7)後任首相によって市場に激震か微調整か
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)