DuMAニュースレター 2020年9月7日

DuMAニュースレター読者の皆様へ 　今日は地震もそうですが、台風１０号の被害が心配な状況ですね。幸い７日午前６時半現在では、高潮や河川氾濫等の大きな被害は出ていないようですが、もしかすると、河川氾濫についてはダムの事前放流が役立っているのかもしれません。今後の検証が重要と考えます。 　８月の地震活動概観では、「７月はここ数年で最もM５を超える地震が少なかった一ヶ月でした」とニュースレターで述べさせて頂きました。ところが７月が４個の発生であったのに対し、８月はさらに少ない３個しか発生しませんでした。 　ここ２ヶ月（７月、８月）の地震活動の低調さには注目しておく必要があると考えています。 　今週号では中部地方から中国・四国地方にかけての地下天気図解析結果をお示ししています。今回の解析範囲に９月４日に福井県で震度５弱を記録した地震も含まれておりますので、４日の地震の震央における地下天気図時間変化グラフも併せてお示しします。