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2020年9月9日:ブラック・ショールズ方程式の意味(2)
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著者:Systems Research Ltd. Consultant吉田繁治
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おはようございます。「台風一過」といいますが、過ぎ去ると、嘘だったかのような天候に回帰します。新型コロナはそうではない。6か月、世界のGDPの実体経済(商品生産、需要、輸出)を縮小させています。
ワクチンによる2021年正月の収束が願望されていますが、10月末か11月の、世界的インフルエンザと重なりパンデミックが広がる感じもしています。
(1)政府は、「財政支出」を拡大し(政策的な需要創出)、
(2)中央銀行は、赤字国債と企業の社債、金融機関のデリバティブを買い取って「マネーを増発」しています。
(3)銀行は、2%から3%程度しか増えていなかった「貸付金(無利子・政府保証)」を、貸付金総額で6.7%(前年同月比)増やして573兆円にしています(日本)。
(1)財政支出(真水部分)は、世帯と企業への返済の要らない補助金です。GDPの需要の急減(平均で前年比-15%から20%)を補うものです。
(2)中央銀行のマネー増発は、
・政府に、コロナ対策のマネー(GDPの約20%/年)を与えること、
・売上が急減した企業の、倒産を防ぐため手元資金を増やすことが目的です。
(3)銀行貸出金の増加も同じ目的です。企業の現金の減少を補うものです。
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