7月の家計消費息切れは何を意味するのか
「7月の家計消費は反落」
1人当たり10万円の特別給付金は6月までに7割弱、7月までに約96%に支給され、さらに7月下旬には政府が旅行代金の35%を補助する「Go To トラベル」キャンペーンを開始。コロナの感染拡大で落ち込んだ観光、旅行需要を中心とした消費の立て直しを図りました。その中で家計消費は6月に前月比13.0%増と、3月以降の減少傾向から急反発し、7月以降も回復持続が期待されました。
ところが、期待に反して7月の家計消費は、政府の消費促進キャンペーンにも拘らず、早くも反落しました。二人以上世帯の7月の実質消費は、前月比6.5%減、前年比7.6%減と失望を買うものとなりました。特別給付金の支給を反映して勤労者世帯の「特別収入」は6月の15万5千円に続き、7月も6万6千円あまり入ったのですが。
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