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PCR検査はなぜ脳の嗅覚神経や血液脳関門に近い繊細な部位を直撃する形式なのか

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なぜ、新型コロナウイルスはこんなに厳しい検査なのか。 PCR は、正式には「ポリメラーゼ連鎖反応」というものを応用した方法で、 この正確なメカニズムについては、 何度勉強しても、私にはさっぱりわかりません。 Wikipedia の冒頭には以下のようにあります。 (ポリメラーゼ連鎖反応 - Wikipediaより) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ポリメラーゼ連鎖反応とは、 DNAサンプルの特定領域を数百万〜数十億倍に増幅させる反応または技術。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (ここまで) この技術により、分子遺伝学や生理学、 そして、感染症の診断が飛躍的に進化したと記されています。 この PCR の理論的な問題について語る知識を私は持ちませんので、 それに関してはふれないですが、 ただ、先ほどの Wikipedia の以下の部分は気になりました。 (ポリメラーゼ連鎖反応 - Wikipediaより) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (PCR検査は) 事前にターゲットとなるDNA領域の前後の配列情報を知っておく必要がある。 そのため、配列情報が完全に未知のターゲットに対しては、 PCRをかけることが困難である。 また、他のあらゆる酵素と同様であるが、 DNAポリメラーゼ自体もDNA合成時にエラーを起こしやすく、 生成されるPCR増幅物の配列に変異が生じることがある。 さらに、PCRはごく少量のDNAでも増幅できるため、 誤って混入したDNAを元に増幅が起きてしまい、 曖昧な結果や誤った結果が生じることがある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━ (ここまで) この中の、 「配列情報が完全に未知のターゲットに対しては、PCRをかけることが困難」 という部分も、 現在までにどれだけ変異しているかわからないというあたりで引っ掛かりますし、 何より、 「生成されるPCR増幅物の配列に変異が生じることがある」 という部分はとても気になります。 これは、 「場合によっては、対象のウイルスに変化が起きてしまう」 ことを意味することになると思われます。 これについては、ずいぶん昔にわかっていたようでして、 1991年に発表された論文に、以下のようなタイトルのものがあります。 「PCRによる遺伝子サイズのDNA分子のランダムな突然変異の誘発」 この論文は、 以下のアメリカ国立衛生研究所のアーカイブに収められています。 ・Random mutagenesis of gene-sized DNA molecules by use of PCR with Taq DNA polymerase. https://bit.ly/35pgbQN どうも、PCR というのは、 対象(現在ならコロナウイルス)の遺伝子に「ランダムな突然変異」を 発生させる要素が含まれるようなんです。 さらに、PCR検査には、 「感染症の検査として決定的な欠点」 があります。

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