【渡辺勝幸3650号】家老の役割は大きいものがある

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン 　　第3650号　令和2年9月11日（金）発行 　　発行部数　11,717 部 【家老の役割は大きいものがある】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【家老の役割は大きいものがある】 「故に曰く、今の大夫は、今の諸侯の罪人なり」、 今の世の家老は、 今の世の君主の罪人といってよいのです。 この一節は、本章全体の趣旨が帰着するところであって、 軽率にこれを読むならば、 はなはだ興味を引かぬ思いがしますが、 詳細に味わうならば、 今の世の家老は、 その君に古代の聖天子の道を告げることができないだけではなく、 五覇の道さえも今の世に行わせることができず、 小においては諫めずに君の悪を増大させ、