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1. コラム「タカオカ的ナウい日常」 ─ バブル世代の生き残りが日々の生活の中で面白いと思ったモノやコトを独断で綴っていくコラムです。イマドキとは微妙にズレてる観点を前面に出していきたいと。それでは「おじさんLINE」全開で語っていきます! Vol.64 : 『半沢直樹のリアリティ』 7年前の第1シリーズ放映時にも増して話題沸騰のTBSドラマ『半沢直樹』。 以前にも本メルメガで書いたことがありますが、主人公の半沢が所属する東京中央銀行は、産業中央銀行と東京第一銀行が合併してできたとういう設定であり、これは現実のみずほ銀行(日本興業銀行と第一勧業銀行と富士銀行の合併)によく似ています。 さらに言えば、半沢の元々の出身母体である産業中央銀行は僕の出身でもある日本興業銀行を模したものだと信じて疑いません。名刺もそっくりw ちなみに、半沢は1992年入行で僕は1991年。まさに『俺たちバブル入行組』(半沢直樹の第1シリーズ原題) さて、そんな『半沢直樹』のリアリティについて、銀行時代の同期が「そりゃないだろー」と指摘しています。 <続きはメルマガでお楽しみください> 2. メイン「銀行とP&Gとライブドアとラムチョップ」 ─ 日本で唯一の数奇なキャリアを歩んできた筆者が、実際に見て、聞いて、体験した「ここだけ」の話の数々。単なるゴシップに終ることなく、それぞれの会社への愛情を込めて、皆さんのお役に立てるお話を綴れればと。 『経営コンサルタント時代の考察 〜 その3』 *今回の記事には日本航空(JAL)再建時の話が出てきます。守秘義務の観点からセンシティブな内容は避けつつ、一方で読者の皆様が混乱することなく読み進めることができるように、当時のJALの破綻〜再建への流れをまずは時系列に記しておきます。 2004年:JAL、JAS統合 2006年- 2008年:業績悪化に対して銀行主導で再建計画策定 → アリックスの関与 https://jp.reuters.com/article/idJPnTK315998720070516 2009年:民主党政権誕生、再生タスクフォースチームによる査定、企業再生支援機構による再生へ 2010年:会社更生法適用により倒産、株式上場廃止。稲盛CEO着任 2012年:業績はV字回復により黒字化、再上場へ このようにJALの破綻〜再建への道のりは5年以上の歳月の中で起っており(業績悪化時点を含めればさらに長期)、その中でアリックスが本格的に関与したのは実質2年ほど、さらに言えば高岳が関与したのは2006年から2007年にかけての極めて短い時間です。 ちなみに今テレビで話題沸騰のドラマ『半沢直樹』ではJALを模したと思われる帝国航空再建のストーリーが描かれていますが、上記の破綻〜再生期間を極めてコンパクトに絞って描いており、銀行が再建計画を立てている最中にタスクフォースが乗り込んできて一戦交えるという図式になっています。 またドラマでは帝国銀行の債権者である東京中央銀行が債権放棄を拒否し、半沢を送り込んで再建計画を練るという筋立てですが、実際は銀行が乗り込んで計画を立てることは稀で、だからこそ当時はアリックスが関与することになったわけです。 以上の前置きを念頭に、今回の高岳のJALに関する記述部分については、主に「私的所感」として読んで戴けますれば幸いです。 本文つづく

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