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韓国はドイツを見倣え、経済よりも同盟優先で中国へ「三行半」、安保が国家の基本

勝又壽良の経済時評
  • 2020/09/17
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ドイツが中国へ反旗を翻す 悩んだ末の結論が人権重視 同盟の価値を知らない韓国 米の反論受けるお粗末大使 中国が、対EU(欧州連合)関係でも苦境に立っている。9月14日に開かれたオンラインでの中国とEUの首脳会議で、両者は市場開放や人権問題をめぐり衝突した。双方が今年末までで終了することにした中国・EU間の包括的投資協定を議題にしたが、欧州側首脳3人は人権と貿易の問題を前面に押し出し、習近平氏に圧力を加え、習氏も反発したという。この日、双方の共同声明は出なかったほど、対立の溝は深くなっている。 ここで注目すべきは2点ある。 一つは中国・EU首脳会談の議題が包括的投資協定であるにも関わらず、EU側から人権問題を持ち出されていることだ。経済活動は人間の行為である以上、人権問題が不可避という認識である。中国側には、全く存在しない人権意識だけにEUから急所を突かれたた思いだろう。習氏は、国内問題であり内政干渉であると突っぱねた。EU側がそれで引き下がるはずがない。

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  • 勝又壽良の経済時評
  • 経済記者30年と大学教授17年の経験を生かして、内外の経済問題について取り上げる。2010年からブログを毎日、書き続けてきた。この間、著書も数冊出版している。今後も、この姿勢を続ける。
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