■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』
第398号2020.9.15配信分
●Zと私はほぼ同世代!? 私は全Z世代をライブで知っている
プロトタイプの公開イベント。時節柄というべきかオンラインで日本国内の
みならずアメリカ・テネシー州ナッシュビルで開催中の『Z-CON』という
Z(ズィー)カーオーナーによるファンイベントをつなぐ。
日本ではフェアレディZが通り名だが、アメリカではオリジナルのDATSUN
(ダッツン)240Z以来のS30やバブル期のヴィンテージイヤー(1989年)に登場
した300ZX(Z32)など歴代6モデルの愛好家が数多く存在する。なにしろ、総生
産台数約190万台の内130万台がアメリカ市場での販売実績として残っている。
S30のデビューは私が普通免許を取得する前年の1969年。爾来フェアレディ
Zは常に視野に収まっていた。あれは1973年だったか。雨の富士グランチャン
ピオンシリーズの何戦目かで柳田春人選手の240ZG(たしか2800ccにボアア
ップしていた)のを目撃した。当時はGTSクラスのZと2リットルスポーツ
カーのGCマシンが混走で、”雨のヤナギダ”はつとに有名だった。
私は現役時代は柳田選手との交流は乏しく、日産レーシングスクールを受講
した際に面識はあったかもだが、縁あってdriver誌の取材で1980年代初頭を彩
ったシルエットフォーミュラ(ブルーバード)をテストしたりグループCカー
(コカコーラC:ルマンLM03C)を皮切りに、1985年当時の日本に存在した
多くのWEC出場マシンを短期集中連載するきっかけを得たりもした。
その後も折に触れて取材機会があり、昨年もZオーナーズクラブ竹内会長所
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)