政府は今年、6300万人分のインフルエンザワクチンを用意するらしいですが、
これは過去最大規模でもあるんですけれど、昨年、やはり、
「過去最大のインフルエンザワクチンを供給した国」
があります。
それは「アメリカ」でした。
その昨シーズンのアメリカのインフルエンザの流行はどのようなものだったか。
たとえば以下のような記事にも書いていますけれど、
「過去最悪級のインフルエンザの感染拡大に見舞われた」
のです。
そのことについては、以下のブログ記事に書いています。
◎H1N1のパンデミックの気配が
漂う中、今シーズンの米国でのイ
ンフルエンザワクチンの供給量が
「1億7330万回分」に達し、過去
40年で最大となる中でインフル患
者数は過去最大規模に
2020年2月12日
https://bit.ly/2FN3uEC
このタイトルにありますように、
前回のインフルエンザシーズン前のアメリカでは、
「 1億 7330万回分のワクチン」
が用意されました。
人口 3億人超のアメリカで 1億7000万回分ですから、
今回の日本の人口1億2000万人くらいの国で、
6300万回分のワクチンが供給されるというのと比率としては同じ感じです。
そして、その過去最大のインフルエンザワクチンが供給されたアメリカは、
前シーズン「途方もない数のインフルエンザ患者が発生した」のでした。
結局、今年 2月までのアメリカのインフルエンザシーズンは、CDC の推計で、
・最大 4000万人がインフルエンザに罹患
・最大 4万人がインフルエンザで死亡
・インフルエンザによる子どもの死者数が過去最大に
という結果となっていました。
この CDC の推計値については、以下のブログ記事に記しています。
◎もはや異常。アメリカの季節性イン
フルエンザの患者数が最大4100万人、
死者は最大で4万1000人に。さらには
「子どもの死者数が統計上過去最大」に
2020年2月22日
https://bit.ly/35OdJni
つまり、前回シーズンのアメリカでは、
「過去最大のワクチン供給をし、そして過去最大の子どもの死者が出た」
のです。
なお、ここでは、
インフルエンザワクチンの予防の有効性や無効性を書きたいわけではないです。
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