「日の丸と君が代」
皆さんご存知のように、日本の国旗は「日の丸(日章旗)」、日本の国歌は「君が代」だ。だけどこれって、ずっと昔から決められてたわけじゃなくて、つい最近、決められたものだ。「つい最近」と言っても、約20年前、小渕政権下の1999年8月13日に施行された「国旗・国歌法」によって定められたんだけど、元号で言うと「平成11年」なので、あたしのような昭和40年代生まれのBBAにしてみたら、「つい最近」と言うか「ついこないだ」って感じがしちゃう。
で、それまではどうだったのかと言うと、法的にきちんと定められてなかったというだけで、やっぱり、日本の国旗は「日の丸」、日本の国歌は「君が代」だった。あたしが子どもの頃は、ほとんどの家に「日の丸」の旗があって、お正月や国民の祝日になると玄関先に「日の丸」を掲げる家も多かったし、入学式や卒業式などでは普通に「君が代」を歌っていた。
だから、あたしは「日の丸」や「君が代」が暫定的なものじゃなくて、ちゃんとした国旗であり国歌であると思っていた。そして、特に好きでも嫌いでもなく、特に偏見も先入観もなく、「日の丸」を掲げたり「君が代」を歌っていた。でも、高校生になる頃には、あたしは「日の丸」も「君が代」もあまり好きじゃなくなっていた。それは、「日の丸」や「君が代」に悪いイメージ、マイナスのイメージを持つようになったからだ。
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