米の中東和平がかえって緊張高める
「微妙な均衡を崩した米の中東和平」
トランプ政権は11月3日の大統領選挙を前に、自ら仲介の労をとって、イスラエルとUAE(アラブ首長国連合)、ならびにイスラエルとバーレーンの国交正常化を進めました。そして9月15日には米ホワイトハウスで、イスラエル、UAE、バーレーンが国交正常化文書に正式署名しました。米国、イスラエルにとっては大きな外交成果となります。
しかしこれは同時に、これまで相対立する民族、宗派が中東の中で微妙なバランスを維持してきた「均衡」を崩してしまった面があり、新たな対立、緊張が高まるリスクを投げかけた可能性があります。
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