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過去問マシンガン:lesson08 時効
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※ 「50日でうかる宅建士」の該当ページについては,
変更される場合があります。ご了承ください。
民法の規定及び判例によれば,
【問題1】~【問題22】の記述が,
それぞれ“○”か“×”か…について,
判定を行いなさい。
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【問題1】
(直近10年間で2回出題・重要度★★★★)
AがBの所有地を20年間平穏かつ公然に占有を続けた場合に
おいても,その占有が賃借権に基づくもので所有の意思がな
いときは,Bが賃料を請求せず,Aが支払っていないとして
も,Aは,その土地の所有権を時効取得することができない。
(平成4年【問4】肢4 一部修正)
(解説はこちら ^o^)
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[所有の意思がないため,Aは,時効取得できない。]
「所有権」の取得時効は,
“所有の意思”をもって,平穏かつ公然に,
他人の物を占有し続けることにより,
以下の期間で完成する。
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● 占有開始時に善意・無過失であれば … 10年間
● 占有開始時に善意・有過失であれば … 20年間
● 占有開始時に悪意であれば …………… 20年間
このように,
いずれの期間であっても,
“所有の意思”をもって占有することが
所有権の取得時効が完成するための要件となる…が,
土地を「賃借権」に基づいて占有しているAには,
“所有の意思がない”ため,
何年たっても(20年間占有を続けた場合であっても…),
その土地の所有権の時効取得は認められない。
【正解○】
《50日でうかる宅建士:上巻69,71ページ参照》
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