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独裁とナショナリズムへ (その3)

兵頭正俊の優しさ出前
  • 2020/09/30
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■■■ 2020/09/30 ■■■ 兵頭正俊の優しさ出前 『兵頭正俊の優しさ出前』は、現在の国内外の重要問題 について、最新の情報と考え方(批評)を、見やすく、 わかりやすいことに注力して発信しています。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 内容のレベル:中高級者向け発行人 :兵頭正俊 登録解除はここから。 http://bit.ly/AvYMkY ━━━━━━━━━━ ◆ 独裁とナショナリズムへ (その3) ◆ ━━━━━━━━━━ ここでピケティが、人種やらアイデンティティやらと述 べていることは、日本ではほとんど参考にならない。日 本の場合、冒頭にも述べたように、この島国で圧倒的多 数の日本国民は、外国支配者の愚民化と、それに協力し て植民地利権をむさぼる政治家たちへの絶望から、ほと んど投票しない。 この国では、野党左翼は、日本国民ではなく、むしろ中 朝の外国勢力に取り入り、仕えることに熱心だ。 与党も外国勢力の奴隷だ。つまり日本国民は、完全に与 野党から見捨てられている。選挙直前になって最大野党 の増税イノチの立民が、票目当てに減税すると言い出し た。政権をとったら、2年間、消費税ゼロ%にするとい うのだ。 消費税減税と消費税廃止とは違う。 票欲しさに減税するが、たった2年間。おそらく一挙に 10%に、あるいは2年間を取り戻すために12%ほどに増 税するつもりだろう。 おそらく政権交代は起きないのだろうが、枝野立民への 幻滅が自民党への投票と大量の棄権を生むだろう。 こういう嫌われ方というのは、極めて根深いといわねば ならない。立民も共産党も、きわめて鈍感でピント外れ で、政治的センスに乏しく、まったく自分が嫌われてい ることを知らない。

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