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津田大介の「メディアの現場」
2020.9.25(vol.410/part1)
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──Don't lose your temper──
みなさん、こんにちは。津田大介です。
あいちトリエンナーレから1年が経ちました。不自由展の再開が決定して1年といっ
ていいかもしれません。あいトリから1年ということで、振り返りのインタビューが
ウェブ版美術手帖に掲載されています。
https://bijutsutecho.com/magazine/interview/22752
ここでも述べられていることですが、期間中は
1:もし最後まで「表現の不自由展・その後」が再開できなかったら
2:文化庁からあいトリへの補助金が不交付のままだったら
3:次回以降の開催がなくなってあいトリの歴史が終わってしまっていたら
という3点が自分の心に大きくのしかかっていました。1年が経過し、これらのこと
がようやく片付いた感じです。2022年に向けた新体制が発足し、具体的にどのよう
に進んでいるかといった情報も入ってきました。これでようやく肩の荷が降りた感
じはあります。
新しく組織委員会の会長に就任した大林剛郎さんは同じくウェブ版美術手帖に掲載
されたインタビューを見る限り、大変真っ当な方だと思います。あいトリの価値を
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