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第609回 やはり時期大統領はトランプなのか?すでに的中しているパーカーの最新予言

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…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… 第609回 やはり時期大統領はトランプなのか?すでに的中しているパーカーの最新予言 …━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━… ▼今回の記事 今回は中国の長期計画の後編を書く予定だったが、それを変更し、アメリカ国内で起こっている状況を紹介し、トランプが大統領になる可能性について書くことにした。前回の記事の後編は次回にする。 最後に、クレイグ・ハミルトン・パーカーの最新予言の内容を紹介する。今回の予言は大変に鋭い。すでに予言した内容が的中しつつある。 ▼トランプが次期大統領か?米国内の状況 それでは早速今回のメインテーマを書く。アメリカ国内の特に大都市圏で起こっている状況と、トランプが大統領選挙に勝利する可能性についてである。 9月30日、大統領選の第1回テレビ討論会が行われた。2016年の前回の選挙と同じようにトランプによるバイデンへの激しい個人攻撃が続き、両者が激しくののしり合う泥沼の討論会だった。これまで以上に左右が分裂した激しい選挙戦になることをうかがわせる。 今回の第1回テレビ討論会直前の支持率では、トランプが43.2%、バイデンが49.3%でバイデンが6.1%リードしている。2016年の前回の選挙では、トランプが44.3%、クリントンが46.6%とクリントンが2.3%のリードであった。前回の選挙と比べてもトランプとバイデンの差は大きいので、選挙まで約1カ月に迫った時点では、トランプは6.1%のリードを逆転するのは難しいとも見られている。前回の選挙でトランプの勝利を予測したアメリカン大学の政治学者、アラン・リックマン教授も、僅差でバイデンが勝利すると予測している。 そうした状況で注目されているのが、民主党が強く勧める郵便投票だ。アメリカでは郵便による不在者投票が認められている。新型コロナウイルスの感染を警戒して投票所の三密を避ける傾向が顕著になっているので、郵便で不在者投票をする有権者が増えている。民主党はこれを好機としてとらえ、民主党支持者に郵便投票を勧めるキャンペーンを行っている。これに答える有権者は多く、郵便投票は従来の20倍という規模にまで拡大している。そのかなりの部分が民主党支持者の票ではないかと見られている。 郵便投票はバイデンに有利だ。一方トランプは郵便投票では一人の有権者が二度投票する不正が可能になるとして、激しく反対している。また、共和党の大口献金者であるルイス・ディジョイが総裁をつとめる米郵政公社は、慢性的な赤字削減を理由に、郵便ポストの撤去、配達サービスの縮小、仕分けセンターの閉鎖、そして自動集配機の撤去などの新政策を打ち出した。 郵便による投票が無効にならないためには、投票には投票日である11月3日までの消印があり、さらに11月8日までに届いていなければならない。郵政公社の赤字削減案が実施されると、郵便の配達が遅くなるので、大量の無効票が出る可能性が高い。郵便投票の多くは民主党支持者の票だと見られるので、これはトランプにとってはすこぶる有利だ。ディジョイ総裁はこれを否定し、郵政公社の改革は選挙後に延期するとしているが、これを信じるものは少ない。トランプは郵政公社の改革を本格的に推し進め、郵便投票を妨害するかもしれない。 ●アメリカ国内の状況 こうした史上まれに見る泥沼選挙でバイデンの優勢が続くなか、トランプの勝利を予測する報道も増えている。その根拠は、選挙の世論調査には現れない隠れトランプ支持者の存在である。2016年の大統領選では、「ラストベルト」と呼ばれるグローバリゼーションの波に乗れないで没落した中東部製造業地帯の労働者や、南東部の「バイブルベルト」と呼ばれる地域のキリスト教原理主義者の票が決め手となりトランプが勝利したが、今度は本来は民主党の地盤でありながらも、トランプ支持に寝返る人々がトランプ勝利の決め手になるのではないかとも見られている。 こうした民主党の地盤にいるトランプ支持者は、周

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