田村耕太郎の「シンガポール発　アジアを知れば未来が開ける！」Vol.361

田村耕太郎の「シンガポール発　アジアを知れば未来が開ける！」Vol.361 私が政治家をさせていただいた時に初めて会ったシンガポールの政治家がこの人でした～第１６期には登壇してくれそう 初対面は２００２年。当選直後にシンガポールに行き、当時MAS（シンガポールの中央銀行）の総裁だったのがターマン氏。その後、教育、財務等の大臣をやられた。直前は副首相。人望、能力ともスバ抜けていて、「インド系では首相になれない」慣行がある（人種構成上仕方ないか）シンガポールで、中国系の市民たちからも「彼を次期首相に」という声が大きく起こった人物。「時間があえば、君のプログラムで話をするよ」と言ってくれているが、オンライン化したので、次回こそ短時間でもやってくれるかもしれない。今は社会政策調整担当の上級相。教育、金融、財政、社会政策（雇用や人口問題やデジタル化）等々、われわれ日本人必要な内容をなんでも立体的に話せる真の知の巨人。アジア金融危機やリーマンショックを乗り越えて来た、ブックスマートでもありストリートスマートでもある氏の話は実に有益だと思います。