2020年 第 37号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
皆さん、こんばんは。長尾和宏です。
今日は配信が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
キンモクセイのいい香りを、往診途中に感じるようになりました。本格的に秋ですね。
今年も残すところあと3ヵ月。もはやコロナの記憶しかない、大変な一年でした。
それにしても、ここにきてトランプがとうとうコロナ陽性の発表です。
この人はいずれ、かかるんじゃないかと思っていましたら、やっぱり、という感じ。
コロナ流行当初、マスクを着用せず、あからさまにバカにしていた姿を思い出す…。
たいした驚きもありません。しかし、心配なのは、討論をしたばかりのバイデンさん。
先日、アメリカ史に残るような品のない討論会をしたばかりだ。
バイデンさんは、トランプさんの濃厚接触者???
バイデンさんが陽性になったら、なんだか、重症化しそうな予感がしてしまいます。
コロナにかかっても、トランプは死にそうもなくて、バイデンさんはすぐに死んでしまい
そう……これって、選挙もトランプさんが有利ってことになるのだろうか?
*
それにしても、トランプが陽性になっただけで、日経平均株価が200円以上下がったの
は驚きである。どこまでこの国は、アメリカのほうばかり見ているのだろう?
コロナウィルスは、図らずも、グローバリズム経済の脆さを全世界に知らしめた。
そして、ウィルス対策において、皮肉にももっとも成功しているのは独裁主義体制の
中国のように見えなくもない。
ベストセラーになっている『コロナ後の世界』(文春新書)という本を読んだ。
UCLAの地理学の教授であるジャレド・ダイアモンド氏、
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