A. ARR(年間経常売上)が$532M(532億円)以上を維持しながら、 前年同期比(YoY)で売上成長率+121%という驚異の成長スピードとなっています。
クラウドベースのデータウェアハウスを運営するSnowflakeが、9月16日にニューヨーク証券取引所に上場しました。上場初日に公募価格の約3倍の株価がつき、時価総額は$70B(約7兆円)でUberゼネラルモータースを超え、今回のIPOで$33.6億(3,360億円)を調達し、米ソフトウェア業界で過去最大の規模となりました。
なぜ、Snowflakeがここまで華々しいIPOを果たすことが出来たのか、今回はその実力を米国の上場目論見書にあたる「FORM S-1」から読み解いていきます。
*Snowflake Inc. FORM S-1
Snowflakeが提供するサービスとは?
Snowflakeは、AWS, Google Cloud, Azureといったクラウド上で動くデータウェアハウスを提供しています。あらゆるデータを一元的に管理できるだけでなく、データ活用に必要な全プロセスを一つのプラットフォーム上で行うことができます。
Amazon Redshift、Google BigQuery、Azure Synapseなどが直接の競合となります。
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