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ジョン・レノンの生誕日に彼の言葉の「気の狂った者たちによる気の狂った目的」を懐かしむ

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今日(10月9日)は、ジョン・レノンの生誕日なんですよね。 ジョン・レノンは、1940年10月9日に生まれて、 40歳になった1980年12月8日に推定として暗殺されています。 生きていれば、今日 80歳だったんです。 このジョン・レノンが亡くなった日は、私が高校生の時で、 確か、高校2年でした。 当時も新聞もテレビもまったく見ない人でしたので、 学校に行くまで、ジョン・レノンが亡くなったことを知りませんでした。 北海道にある宇宙銀河高校という学校に通っていたのですが(素敵な学校かよ)、 いや、なんか高校名は忘れましたけれど、 その日も二日酔い気味で、遅れて登校してクラスに入ると、 クラスのひとりが私に寄ってきました。 その人 「おい……川口が……」 わたし 「ん? 川口くんがどうしたの?」 その川口くんという男の子は、超がつくビートルズファンを公言していて、 見ると、机に座って頭をうなだれて身動きしません。 わたし 「痔が痛いのかな? 痛いらしいんだよね、痔って」 その人 「馬鹿か。ジョン・レノンだよ」 わたし 「あれはジョン・レノンじゃなくて川口くんだよ」 その人 「馬鹿か。死んでショックを受けてるんだよ」 わたし 「え? あの川口くん死んでるの?」 その人 「馬鹿か。ジョン・レノンの死にショックを受けてるんだよ」 わたし 「え? ジョン・レノン死んだの?」 その人 「知らないのかよ。ニュースでずっとやってるだろ」 わたし 「ホントに? ジョン・ディーコンじゃなくて?」 その人 「誰だよ」 わたし 「なんで死んだの? 肝硬変?」 その人 「殺されたんだよ」 わたし 「ひゃー、ウソ」 その人 「それで、ほら、川口むちゃくちゃ落ち込んでんだよ」 そこに、他のクラスの人もやってきました。 人たち 「あの落ち込み方はちょっと半端じゃないよね」 人たち 「自殺とかしないだろうな」 わたし 「丈夫なロープとか渡したほうがいいかな」 人たち 「後押ししてどうする」 人たち 「川口は、ジョン・レノンを神様みたいに思ってたからなあ」 わたし 「やっぱり神様と一緒に…」 人たち 「やめろって」 私自身は、それほどジョン・レノンのファンというわけではなかったですが、 ビートルズ時代の曲にはずいぶんと感銘を受けたものが多く、 特に、好きな曲はほとんどがジョン・レノンの曲でした。 それもあり、確かに、まだ40歳やそこらで、 ジョン・レノンが死亡したというのは、信じがたいことでもありました。 当時のニュースでは、 何か狂信的なファンのような人に撃たれたみたいに報じられていたようです。 しかし、そのニュースと同時に、誰ともなく、 「やられたんじゃね?」 という話は出ていました。 私は当時は世相というものをまったく知らなかったですが、 進学校だったせいか、世情に長けている人たちがたくさんいました。 そういう中には、 「ジョン・レノンはニクソンに徹底して反対していたからね」 というようになことを言う人もいました。 わたし 「ニクソンって誰?」 その人 「いい加減にしろ」 それでも、その時(あまりにも知識のない私以外の)多くの人たちは、 「普通の死ではないっぽい」 ことは感覚的に思っていたようです。 それがある程度、事実かもしれないことがわかるのは、 ずいぶんと後のことでした。 アメリカFBI が、1971年から1972年にかけて、 約300ページにわたるジョン・レノンに関してのファイルを収拾し、 機密文書として保管していることがわかったのです。 以下にその FBI ファイルの一部があります。

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