先進国との衝突は中国に大損
ファーウェイ進出に大きな壁
経常黒字減少で発言権も縮小
自国非難には恫喝で対応する
英豪が北京五輪へ不参加検討
中国は、過去最大の危機を迎えている。すべての先進国から、忌避される存在になったからだ。10月6日、公表された米ピュー・リサーチ・センターの調査結果によると、先進14カ国を対象とした「反中国意識」は、昨年に比べて軒並み10ポイント以上の悪化になった。それによると、中国に対する否定的な認識は73%にのぼり、肯定的な認識の24%を圧倒していることが分った。各国別の詳細は、後で取り上げる。
中国忌避の原因は、いくつか上げられる。
1)新型コロナウイルスによるパンデミック
2)香港への「国土安全維持法」導入によって、「一国二制度」を破棄
3)新疆ウイグル自治区での住民弾圧
これら項目に共通しているのは人権弾圧である。人権擁護は、世界共通の価値観である。中国は、無謀にもこの普遍的人権へ挑戦しているのである。中国がいくら抗弁しようと、先進国がこの中国を受入れるはずがない。
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