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NTTが4兆円でドコモをTOBする一方で、SBGが1.5兆円分のソフトバンク株を売り出すのはなぜ?

決算が読めるようになるノート
NTTが4兆円でドコモをTOBする一方で、SBGが1.5兆円分のソフトバンク株を売り出すのはなぜ? 私のYouTubeチャンネルでは、決算読み解き実況中継をしています。おかげさまでYouTubeの方も多くの方にご覧いただいているのですが、特に忙しいビジネスパーソンの方たちから「YouTube動画の内容を知りたいが、動画を見る時間が無い」というお声を多数いただいています。 この記事では、上の動画の内容をスクリーンショット付きで文字起こししてあります。動画を見る時間はないけれど、内容を短時間でおさらいしたいという方に最適です。 今回のニュースの感想は? ーー(伊佐山真里)皆さんこんにちは。今日は、NTTがドコモをTOBで完全子会社化するニュースについて、シバタさんに解説いただきたいと思います。シバタさんよろしくお願いします。 まず、ニュースの背景について説明します。NTTは元々ドコモ株の66%を保有していましたが、残りの34%をTOB(株式公開買い付け)することでドコモを完全子会社化します。また、買収規模は約4兆2,545億円で、国内最大規模のTOBになります。 NTTグループの体制を見てみると、ドコモの営業利益がNTTグループ全体の半分以上を占めており、ドコモがNTTグループの稼ぎ頭であることが分かります。 しかしドコモというと、携帯キャリア4社の中でシェアは依然として1位ですが、2019年度は携帯料金の値下げが響き、営業収益・利益ともに前年比マイナスで終わっています。非通信分野のサービスで、KDDIやソフトバンクに遅れをとっている厳しい状況でもありました。

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  • アメリカ・日本のネット企業(上場企業)を中心に、決算情報から読みとれることを書きます。経営者の方はもちろん、出世したいサラリーマンの方、就職活動・転職活動中の方になるべく分かりやすく書きます。
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