北への盲目愛がもたらす歪み
米国を怒らせた韓国大使発言
習氏の描く苦し紛れの新長征
米国は早くも勝利宣言の余裕
韓国外交が、混迷している。10月10日、北朝鮮の軍事パレードでICBM(大陸間弾道ミサイル)が、開発途上であることが判明した。38度線のむこうでは、大量殺戮の武器が開発されていた。文大統領が南北事業を用意し、朝鮮戦争終結宣言を国際社会に呼びかけている間に、北朝鮮はこれを裏切る行為をしていたのである。
文大統領は、この裏切り行為を非難するのでもなく、北朝鮮の金正恩氏の「南北は手を取り合おう」というリップサービスによって、恐怖感が一転して安堵感に変わるという「北朝鮮への盲目愛」を見せつけた。南北の外交戦術を見比べると、韓国の幼稚さと北朝鮮の老獪さが鮮明になっている。
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