ライザップの（昔の）M&A戦略と負の「のれん」について語ってみたよ

ライザップの（昔の）M&A戦略と負の「のれん」について語ってみたよ 私のYouTubeチャンネルでは、決算読み解き実況中継をしています。おかげさまでYouTubeの方も多くの方にご覧いただいているのですが、特に忙しいビジネスパーソンの方たちから「YouTube動画の内容を知りたいが、動画を見る時間が無い」というお声を多数いただいています。 この記事では、上の動画の内容をスクリーンショット付きで文字起こししてあります。動画を見る時間はないけれど、内容を短時間でおさらいしたいという方に最適です。 ライザップ2020年3月期決算ハイライトは？ ーー（三浦あかね）皆さん、こんにちは。今日は、CMでよく見るライザップを運営するライザップグループの決算書をシバタさんと一緒に読んでいきたいと思います。シバタさん、よろしくお願いします。 ライザップグループの売上はコロナ禍でどうなっているのかな、という軽い気持ちで決算書を見に行ったのですが、実はライザップグループは、ジーンズメイトや夢展望、インテリア雑貨のイデアインターナショナルなども傘下にあって結構幅広い事業をしていることに驚きました。その辺りも詳しく聞いていきたいと思います。 6月に発表された2020年3月期の決算説明資料を参照します。まずはグループ全体の売上がどれぐらいなのか、決算ハイライトをお願いします。 （シバタナオキ）まず上の表（決算資料7ページ）を見ていただくと、左から3列目が今回の決算です。売上収益が2,029億円、営業利益が-7.5億円、前期と比べて売上収益が少し減って営業利益の赤字幅がかなり減ったという決算でした。