第132号(2020年10月23日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
毎週お読みくださりありがとうございます。
さて、第1部【無敵の交渉・コミュニケーション術】のコーナーでは、
今回も引き続き【交渉人のタイプ別対処法】についてお話しいたします。
今回は、題して【相手からの的確なパンチをいかに受け止め、かわし、相手に効果的なパンチを打ち込むか】です。
そして国際情勢に目を移すと、今週はいろいろな案件が進行中です。
しかし、全体像を見てみると、一部の例外を除き、主だった案件はすべて11月3日に行われるアメリカ大統領選挙の結果次第で、
良くも悪くも大きな転換を余儀なくされる可能性が高いといえます。
今回はこの視点から、いろいろな案件を眺めます。
まず、肝心のアメリカ大統領選挙ですが、各メディアが報じる支持率では
バイデン氏が平均10ポイントほどトランプ氏の支持率を上回っており、
Wall Streetも『バイデン新大統領と政権への準備を開始している』という情報が出回っていますが、
実際には2016年がそうであったように、選挙結果はふたを開けてみないと分かりません。
(まあ、その“ふたを開ける”のが随分と長引き、2021年1月20日の新大統領就任式には間に合わず、
2世紀ぶりに議会下院が指名する可能性まで囁かれている状況ですが。)
ゆえにトランプ大統領が続投する場合と、バイデン氏が新大統領に就任する場合を見比べつつ、お話しできればと思います。
それでは今週号もよろしくお願いいたします。
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