トランプはどんなに頑張っても「大敗」することでしょう。
さて、
今週は、「アメリカドル国債10年物利回り」と「アメリカの期待
インフレ率に大きな変化」がありました。
近いうちの「狂瀾のウハウハ時代」を予測してか(?)、アメリカ
ドル国債10年物の利回りが、夏場に底を打って以来、手堅くコ
ツコツと上昇し始めましています。
本日10月23日には、とうとう0.85%台に乗せました。
夏場には0.50%台をウロウロしていたことを思うと、まさに
「雲泥の差」です。
期待インフレ率も、再び手堅くコツコツと上昇しています。
今や1.80%に近づいています。
ちなみに、この「期待インフレ率の高さ:1.80%前後」は、去
年までのFRBの「2%インフレ目標」政策のままならば、FRBは
既に「近い将来のインフレ率の行き過ぎを未然に防止するために、
一回目の利上げを終わらせておかないといけない」水準の高さで
す。
ところが、FRBは夏の終わりに金融政策を「平均インフレ率」へ
と「大きく緩和へと趣旨替え」しました!!!
「ウィズコロナ・アフターコロナ時代」のFRBは、近い将来の景
気回復を見越してインフレ期待が大きく上昇しても、失業率が高
いままなので、利上げは出来ないし、しないのです。
FRBは近いうちの「高めのインフレ」を放置するわけです。
かくして「アメリカ金利市場」では、「近い将来の景気回復とイン
フレ率上昇」と「バイデン圧勝」を見越して、「国債10年物の利
回り」と「期待インフレ率」がコンスタントに上昇しています。
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