2020年 第 40号
【長尾和宏の「痛くない死に方」】
皆さん、こんばんは。長尾和宏です。風邪症状や発熱を訴える人が増えてきました。
さらに今年は、高齢者のインフルエンザワクチンの無償化によっていつもの年より
さらに忙しい晩秋となりそうです。気が付けば10月もあと1週間。
あっというまに年末に…。音楽の秋も、芸術の秋も、読書の秋も満たされない、
「コロナの秋」が過ぎてゆく。
今朝、テレビをつけたらトランプとバイデンの討論会をやっていた。しばらく見て
いたけど、何とも言えない気持ちになって、テレビを消してしまった。
これ、昼からやっている尼崎の立ち飲み屋でよく見かける、ジジイ同士のケンカと
同じやんか……。とてもじゃないが、どっちの味方になる気もしない。
2016年の大統領選のとき、共和党のトランプ候補は70歳。民主党のヒラリー・
クリントン候補は69歳で、1900年から始まった大統領選以降、初めて、二大政党
の候補者が60歳を上回ったことが話題となった。
大統領候補の年齢は、特に共和党候補の間で、ここ120年にわたって上昇傾向にある。
中でも2016年の大統領選は顕著で、選挙当日、共和党のトランプ候補(当時)は70歳、
民主党のヒラリー・クリントン候補は69歳と、少なくとも1900年の大統領選以降初めて、
二大政党のそれぞれの候補者の年齢が60歳を上回った。そしてこのとき選挙に勝利した
トランプは、70歳と220日で、史上最高齢の大統領に任命された。
ちなみにその前の民主党のオバマは、大統領になったとき51歳の若さだった。
いわんや、それから4年たった今年は……。トランプは4歳年をとって74歳。
バイデン候補はそれより3歳上だから、77歳である。ジジイのケンカは、犬も食わぬ。
まあ、日本だって似たようなもの。66歳の安倍サンから、71歳の菅さんに交代した
わけだからねえ……。
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