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vol.043:スマートフォンサブブランド戦略はどのように機能をしているのか?

知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード
  • 2020/10/26
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 043 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ みなさん、こんにちは!ITジャーナリストの牧野武文です。 今回は、スマートフォンのサブブランド戦略についてご紹介します。 中国のスマートフォンメーカーと言えば、ファーウェイ、小米(シャオミ)などが日本でも知られ、最近ではOPPO(オッポ)なども知名度を上げています。一方で、オナー、Redmi、OnePlusというブランドを耳にすることもあるかと思います。これはいずれも、それぞれファーウェイ、シャオミ、OPPOのサブブランドです。 メインのブランドと異なる戦略、顧客層を狙う場合、メインブランドの中で行うよりもサブブランドを作った方が得策です。ひとつのブランドで、異なる戦略を同時並行で行うと、ブランドのイメージが曖昧になってしまうからです。 中国スマホメーカーの場合、メインブランドでハイエンド市場を狙い、サブブランドでローエンド市場を狙うというのが一般的です。また、国内市場をメインブランド、海外市場をサブブランドという場合もあります。 特筆すべきなのは、ファーウェイのサブブランド戦略です。ファーウェイはオナーというサブブランドで、ローエンドからミッドレンジまでカバーし、メインブランドでミッドレンジからハイエンドをカバーし、グラデーションのように全体をうまくカバーするという手法で、市場全体をカバーすることに成功しました。 つまり、低価格スマホが欲しい人も、高価格スマホが欲しい人も、必ずファーウェイファミリーのスマホが選択肢のひとつになるということです。 サブブランドの特性を最もうまく活用し、かつ成功させたのがファーウェイです。 今回は、ファーウェイを中心に、中国スマホメーカーのサブブランド戦略をご紹介します。 知らなかった!中国ITを深く理解するためのキーワード vol. 043 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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