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第161号.なんでわざわざ年金の形は2階建ての形にして支給するようになったのか。

事例と仕組みから学ぶ公的年金講座
こんばんは! 年金アドバイザーのhirokiです。 年金の話を巷で聞くと、私は厚生年金を貰ってるとか国民年金を貰ってるというふうに言われたりしますよね。 今まで国民年金しか保険料を支払ってこなかった人は確かに、国民年金を貰ってるという表現は正しいのですが、厚生年金を貰ってるという人は同時に国民年金を貰ってる場合が大半。 厚生年金を貰ってる人なら、よっぽど昔の生まれ(大正15年4月1日以前生まれ)のような人でなければ、同時に国民年金(老齢基礎年金)を貰っている。 大正15年4月1日以前生まれの人は9月のメルマガでもお話ししたように、厚生年金と国民年金を同時に貰うというような形にはなっていない。 なお、大正15年4月1日以前生まれではなくとも、特殊な場合に該当したから厚生年金と同時に国民年金は貰っていない人も少数派ではありますが存在します。 さて、現在の大多数の人が貰ってる形の厚生年金(老齢厚生年金)+国民年金(老齢基礎年金)というふうに分けて支給されてる人がほとんどです。 今までずーっとサラリーマンや公務員として、厚生年金や共済年金にしか加入してなかった人でさえも、国民年金から老齢基礎年金が支給される。 ずーっと厚生年金に加入してきたんだから、厚生年金を貰うっていう事でシンプルにしたほうがよくない?という意見を貰う事もありました。 確かに年金の種類を複数にしてしまうとその分、複雑になってしまうので厚生年金なら厚生年金を支給するという単純なものにしたほうがわかりやすいものになるでしょうね。

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  • まぐまぐにて公的年金に特化したメルマガ。 制度の仕組み、年金計算の流れ、年金の歴史、考え方、年金と関連して把握しておかなければならない社会の出来事など幅広く主に事例形式で考察していきます。 年金はその時だけの制度を見ればいいものではなく、様々な事が複雑に絡み合っています。 このメルマガを読んでいれば自然と年金に対する理解を得る事が可能です。 高齢者から子供まで全国民の生活に直結する年金制度を一緒に考えていきましょう。 ※まぐまぐ大賞3年連続受賞 ・2020知識ノウハウ部門4位 ・2021語学資格部門2位 ・2022語学資格部門1位
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