白塚博士の有料メルマガ長編小説 2020.10.30
第5回 玄信の夢 第二章 雌伏の刻 その3 隻眼砦の決闘 後編
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目次
■前回までのあらすじ
■第5回 玄信の夢 第二章 雌伏の刻
その3 隻眼砦の決闘 後編
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■前回までのあらすじ
天正十年六月九日(一五八二年六月二十八日)。琵琶湖を眼下に見下ろす比叡山
の中腹辺りに吉野村という小さな集落近くの山道に、一人の侍が行き倒れていた。
吉野五平は、10歳になる息子の一之助と共に、その侍を助け、村に連れて帰っ
た。その侍の正体は織田信長だった。
信長は、一之助を神か物の怪の化身だと疑うが、400年先の未来の知識を持っ
ていると知って、一之助を信じた。その一之助から、本能寺の変は、秀吉の陰謀説
があると聞かされるが、信長は、余生を穏やかに暮らしたいと言って、このまま死
んだことにしたいと言って姿を消した。
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