ずいぶん以前から、
「人工知能が人類の存在を脅かす」
というような概念は、たびたび出てくることがありました。
しかし、私はそういう、人工知能が人類を滅亡させるというようなことは、
ほとんど思うことがありませんでした。
それは、どれだけ演算能力や学習能力が高くても、
基本的には、ロボットは「ブログラムがすべて」であり、
それ以上の部分、つまり、
「自主的な意思や思考がない」
ものであり、そういう存在である限り、
製作者側はいくらでもセーフティネットを設営できますし、
「人類の知能を超えた智恵」というものも出ないです。
プログラムするのが人間である以上、
人間が知識として持っていることまでの地域と計算が限界で、
人間科学の知識に存在しないもの以上へとなるとは考えられないのです。
・・・と思っていました。
ところが最近、人間の脳のネットワークから、
「《自発的な意思を持つ装置》を作ることができるかもしれない」
という理論が提唱されたのです。
イギリスのサリー大学というところの研究者による論文で、
たとえば、古来から「二元論」というような、つまり、
「肉体と魂が別々にある」
とする考え方に対し、この「魂」を「エネルギー」とした、
「新しい二元論」
に到達する可能性があるのです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)