【渡辺勝幸3699号】道に向わず仁に志さざることを憎む

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 　渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン 　　第3699号　令和2年10月30日（金）発行 　　発行部数　11,715 部 【道に向わず仁に志さざることを憎む】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【道に向わず仁に志さざることを憎む】 以上のことばに、梁恵王下篇第三章の 文王・武王の勇気をたたえたことばや、 燕を伐つことを論じた諸章を合せて考えると、 もし孟子が志を得ることができたならば、 彼も必ず富国・強兵の策を採用して、 善く戦い善く陣立てする人物を自由に使ったことであろうと思われます。 故に、孟子は、道に向わず仁に志さざることを憎んだものでした。 今これは、たとえてみるならば、 五穀と烏頭や大黄との関係のごときものです。