米国では、
報酬額はあくまでも基本となるベースです。
もしも「リハーサル」(シーンの稽古やアクションの練習)の日程が加われば、
日当か時間に相当する手当が発生します。
一旦撮影が終わった後、何週間後か、何ヶ月後に追加のシーン撮影のために
召集されれば、費やされた日数か週の分だけ、再びギャラが発生します。
例えば、
ザック・スナイダー監督が、HBO max で配信するために、
新版『ジャスティス・リーグ』の追加シーンを撮影するためには、
ベン・アフレックやガル・ガドットらのスターにもう一度、
その日数分のギャラを追加で支払わなければならないのです。
その額は、全員で”数億円”で済むような話ではありません。
僕らは、後日の「追加撮影」や「撮り直し」はもちろん、
撮影後の「アフレコ」などで録音スタジオに呼ばれた際にも、
その時間に対する出演料が、その稼働毎に発生します。
撮影前に組まれる、「衣装合わせ」であっても、時間給が生まれるのです。
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