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セクシー心理学GOLD 2020-11-18
第660曲
王様の耳は、ロバの耳。後編
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こんにちは。ゆうきゆうです!
今夜はこんな話をお読みください。
◆ 王様の耳は、ロバの耳。
さて前回「王様の耳はロバの耳」の話をしました。
あらためてメイン部分をまとめますと
○ 王様の耳はロバの耳。王様にも実は色々あった。
○ 理不尽な罰としてロバの耳にされてしまった王様。
○ 王様がロバの耳であることを、床屋が知ってしまった。
○ しかしその秘密を話したら処刑されてしまう。
○ そのため床屋は穴を掘ってその秘密を話した。
○ それは結果的に人々の知られるところになってしまったけど、王様は許し
その結果、耳は元に戻った。
となります。
まぁこのあたりの流れは、誰でも知ってると思うんですけど、はい。一応繰り
返しました。
しかし今回の教訓は、それだけではありません。
実は、ここに「誘惑に負けないヒント」があるのです。
◆ 人間の欲求は、抱えすぎると…?
あなたが何かの誘惑を抱えたとき、だいたい「耐える」か「流される」かの、
どちらになります。
しかし実は、どちらも正解ではありません。
流されたらエンドレスですし、また「耐えた」としても、結果は同じ。
人間の欲求というのは、たった一人で抱え込んでいると、どんどん大きくなっ
てしまうものなのです。
その結果、最終的には肥大した欲望に飲み込まれて、やはりその行為にハマり
こんでしまうことでしょう。
であれば、床屋が行ったように「とにかく外に向けて発散すること」が重要な
のです。
◆ 欲望は、書き記そう。
まず、集中したいにも関わらず、欲望を感じたとき。
一番大切なことは「何かに書く」ことです。
たとえば手元に紙やメモ帳を用意して、そこに書きましょう。
「トイレに行きたい」
「コーヒー飲みたい」
「マンガ読みたい」
などです。
全文を書くのが面倒くさかったら
「トイレ」
「コーヒー」
「マンガ」
だけでも構いません。
本当に小さくてもいいので、言葉を書き表すことで、気持ちがフッと軽くなり
ます。
まさに床屋が、言いたいことを穴に向けて叫んだようなものです。
たとえ物言わぬ穴であっても、言葉にするだけで気持ちはスッキリします。
これは紙やメモでも同じで、言葉として書き記すことで、気持ちが楽になるの
です。
書くことによって欲望を客観視でき、心が落ちつくからです。
◆ 苦しさが、嬉しさに。
そしてそこに書き記した内容は、同時に「嬉しいもの」でもあります。
なぜなら
「今やるべきことを終えたら、すべて、あとから実行していい内容」
だからです。
ある意味「ご褒美リスト」のようなものです。
今の仕事が終わったら、または一定時間作業できたら、それをやっていい。
そう思うことで、気持ちがさらに高まります。
動物が、エサを目の前に分かりやすく置かれるようなものです。
そのエサに向かって全力で駆けていくはずです。
当然ですが、そのエサは「目標」の後ろに置くので、それゆえに目標が達成し
やすくなる、というわけです。
エサをそのまま真横に置くわけではない、というところがポイントですね。
◆ 感情は、小銭と一緒。
たとえるなら、感情というのは「小銭」かもしれません。
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