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伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』第404号2020.11.3配信

クルマの心
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■            伏木悦郎のメルマガ『クルマの心』               第404号2020.11.3配信分 ●転機は骨折りとともに訪れた  未来を考える。ここ1、2年に起こった事件を見ていると、一寸先は闇との 思いが募り、見通すことの困難に立ちすくむ思いがする。 私事で僣越だが、3年前の2017年1月16日(だったと記憶するが)に近所の 田舎道で試乗車の撮影を試みた際、田圃の畦道の泥濘に足を取られて左足脛骨 をポッキリと折った。今世紀初頭からこの年まで年初の仕事始めの恒例として いたNAIASデトロイトショー取材から帰国後ダイハツ広報車の貸出拠点に直行。 週明けに返却がてら何かのイベントに出る算段をしていた時に"写真を撮って おこう"と色気を出したことが仇となった。 滑って転んで「ボキッ!」という鈍い音を耳にする。骨を折ったと即断した。 着込んでいたスーツは泥に塗れていた。一計を案じ自宅まで戻ることにした。 2ペダルのAT車(キャンパス)だったことが幸いする。自宅前に辿り着いた ところに折よく次女が帰宅。ここで119番の電話して入院/手術となった。  骨折といえば、1985年12月11日の富士SW以来の出来事ということになる。 あの時はフリーランスの自動車ライターの8年目。石に齧りつく思いで物書き 稼業に留まり、『乗れて書ける』ことを売りに形を成す手応えを感じていたが、 寸前まで来たところで打ちのめされた。当時のトップカテゴリーだったグルー プCマシンの試乗記を手掛ける者は限られ、今で言うブルーオーシャンを悠々 と泳ぐ境遇を仙骨骨折(入院2ヶ月)、トヨタトムス85C全損という代償とと

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  • クルマの心
  • 価値観が大きく変化しようとしている今、なすべきことは何か? このまぐまぐ!のメルマガ『クルマの心(しん)』を始めて多くのことに気づかされました。ずっとフリーランスでやって来て40年、還暦を迎えたこの段階でまだまだ学ぶことが多いですね。どうしたら自動車の明るい未来を築けるのだろうか? 悩みは尽きません。新たなCar Critic:自動車評論家のスタイルを模索しようと思っています。よろしくお付き合い下さい。
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