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87回 人が変わる、世の中が変わると思えない人たち

和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
大阪都構想の住民投票が否決された。 私は大阪生まれだが、小学校も6回転校しているし、中学高校は神戸、その後関西を離れたので、それなりにまともな東京の言葉もつかえるのだが、なぜか、大阪人というアイデンティティがある。 大阪がどんどん落ち目になっていくのを体感していることもあって、都構想には期待はしていた。 誰も信じてくれないだろうが、橋下氏がまだ都構想を言い出す前に、それを提言したことがある。 陰山英男氏が大阪府の教育委員長に抜擢された際に、橋下氏とあって、大阪の教育改革の提言をしてほしいと言われたのだ。 そこで私は二つの提言をした。 一つは、小中高一貫の学校を作って、小学校4年生くらいから英語と数学を教えて、貧しい家の子でも東大や医学部に行けるような進学校を作ってはどうかというものだ。

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  • 和田秀樹の「テレビでもラジオでも言えないわたしの本音」
  • 世の中のいろいろなことにたった一つしかないと考え、それを信じ込むことは、前頭葉の老化を進め、脳に悪い。 また、それが行き詰った時に鬱になるというメンタルヘルスにも問題を生じる。 ところが日本では、テレビでもラジオでも、○○はいい、××は悪いと正解を求め、一方向性のオンパレードである。 そこで、私は、世間の人の言わない、別の考え方を提示して、考えるヒントを少しでも増やし、脳の老化予防、メンタルヘルス、頭の柔軟性を少しでもましになるように、テレビやラジオで言えない暴論も含めて、私の考える正解、私の本音を提供し続けていきたいと思う。 質問、相談、書いてほしいテーマ等、随時受付。
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